日時 : 平成25年11月15日(金)
会場 : 玉川区民会館ホール
   12回目になる発表会が、例年通り11月に、いつもの玉川区民会館ホールで開催されました。前年度はホールの改修工事のため年内使えず、今年の1月末の開催になったため、準備期間が短く苦労しました。
 午前中は日差しがあったのに、お客様がいらっしゃる頃から雨が降り出し、あいにくの天気の上に寒い日でしたが、いつもよりたくさんのお客様が聴きに来てくださいました。自由が丘教室でお稽古をしている、キャリア8ヶ月の初心者クラスから、20年以上になるベテランクラスまで、7グループが日頃の練習の成果を披露しました。
 
「エル・チョクロ」(研究科の演奏)


 
 
1.春の小川
  船頭小唄
  久しき昔


 今年の4月にスタートしたばかりで、始めて8ヶ月の初級クラスです。隔週で月に2回なので未だ10数回しかお稽古していませんが、意欲的に出場を決めてくれました。舞台に上がるのは学生時代以来なので大変緊張しましたが、普段の練習の成果を十分発揮して、大きな音で初心者とは思えないしっかりした演奏をしてくれました。
 
 


2.牧場の朝
  愛のロマンス
  今日の日はさようなら


 大正琴を始めて3年の中級クラスです。発表会に出るのは3回目になるので、以前よりは心の余裕が出てきましたが、初めて後輩ができてちょっとプレッシャーも感じました。今回は初めて伴奏にも挑戦しました。リハーサルでは合わなくて心配しましたが、本番ではしっかり合わせて良い演奏が出来ました。
 

 
3.ゴンドラの唄
  祇園小唄
  ローレライ


 大正琴を始めて8年の上級クラスです。発表会に出るのも8回目になりますが、やはり緊張して上がってしまい、合わないところもありましたが、無事に最後まで到達できました。お稽古以外にも、一緒に遊びに出かけたり仲の良いクラスです。今回は欠席者もなく、6名全員で出場できました。
 

 
4.星の世界
  おぼろ月夜
  琵琶湖周航の歌


 キャリア6〜7年の上級クラスです。4年前に二つのクラスが合流して、このクラスが出来ました。9名と一番人数の多いクラスですが、今回は欠席者があり、7名での出場になってしまいました。普段の練習の成果か、チームワークの良さか、この日もぴったり息の合った演奏を披露しました。
 

 
5.ビューティフルサンデー
  川の流れのように
  すばる


 大正琴を始めて12年から14年になる専攻科クラスです。体調を崩して退会した人がいたり、急な怪我で出られなくなった人がいたりで、5人という例年に比べると少人数での出場になってしまいましたが、皆で力を合わせて頑張りました。難しい曲ばかりでしたが、好演してくれました。
 

 
6.戦場のメリークリスマス
  雨にぬれても


 キャリア15年から20年になる、ベテランの研究科クラスです。週1回のお稽古の他に、皆自宅で毎日練習を重ねています。直ぐ手の届くところに楽器を置いておいて、短時間でもさわるのが上達の秘けつだそうです。 この日は先ずナマ琴を使って、映画音楽を2曲演奏しました。
 


 
7.さかさまの空
  エル・チョクロ


 研究科のメンバーで構成されている「フリーヒルアンサンブル」が、今日の発表会の最後を締めくくりました。ボタンひとつで低い音域まで出せ、和音や色々な音色も出せる電子琴CK-350を使って、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の主題歌になったスマップの「さかさまの空」と、アルゼンチンタンゴの名曲「エル・チョクロ」を演奏し、たくさんの拍手を頂戴しました。
 

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