日時 : 平成24年4月22日(日)
会場 : 自由が丘チェスナットホール

 恒例の発表会が、自由が丘駅近くのチェスナットホールで開催されました。心配していた雨も開演時間中は小雨程度で、一安心でした。
 欠席者が3名出てしまったのは残念でしたが、18名の生徒さんが日頃の練習の成果を披露しました。2週間前に教室でリハーサル会をやったり、レッスン時間が前後の人で交代で試し弾きをしたりと、人前で弾く機会を持ったのが良かったのか、緊張しながらも全員が力を発揮して、最後まで好演してくれました。
 今回は、初めてゲストの先生をお招きして、演奏していただきました。しかもお二人も来てくださるという、豪華な発表会になりました。ゲストの青木伸行先生は私との二重奏を、多治川純一先生はソロを、それぞれ披露してくださいました。いつもより多く用意した客席も、ゲスト演奏の時には満席になり、お二人の素晴らしい演奏に、満員のお客様も出演生徒も大満足でした。青木先生、多治川先生、本当にありがとうございました。

禁じられた遊び(スペイン民謡)
グリーンスリーブス(イングランド民謡)
ワルツ(ソル)
シェルブールの雨傘(ルグラン)
ムーンリバー(マンシーニ)
鉄道員のテーマ(ルスティケリ)
ライムライト(チャップリン)
舟歌(コスト)
雪が降る(アダモ)
ベサメムーチョ(ベラスケス)
少年時代(井上陽水)
ひな菊(プラッテン)
メヌエット Op.22(ソル)
サラバンド(ヘンデル)
11月のある日(ブローウェル)
水神の踊り(フェレール)
アラビア風奇想曲(タレガ)
プレリュード第1番(ヴィラ・ロボス)
 
ゲスト演奏 

 
 多治川純一先生           青木伸行先生
パッサカリア(ヴァイス)
フリアフロリダ、郷愁のショーロ、最後のトレモロ
                          (バリオス)
 
《二重奏》
シチリアーナ、パヴァーヌ(フォーレ)
ポルテーニャ組曲より ワルツ(カルドーソ)
はかなき人生より スペイン舞曲第1番(ファリャ)
     
 
   多治川純一先生は、私の兄弟子の大橋俊和先生の高弟で、現在活躍中の若手ギタリストです。自由が丘教室では、ギター教室の他に大正琴教室もやっていますが、その発表会を10年近くお手伝い頂いています。その打ち上げの席で披露してくださるギター演奏が素晴らしいので、今回ぜひ、とお願いして来ていただきました。多治川先生の太くて甘い音色は聴衆を魅了し、楽しいトークも交えて独特の世界を作り出し、観客を惹きつけていました。今後もご活躍を期待しています!
 青木伸行先生は私の兄弟子で、山口昭三先生門下の大先輩です。一年前に声をかけて頂き、光栄にも二重奏のお相手をやらせて頂いています。青木先生の教室の発表会、福島県郡山市の仮設住宅サポートセンターでのボランティアコンサートに続き、今回が3回目の二重奏のステージになります。青木先生の、美しい音色と誰にも真似のできない素晴らしい歌い方で、この日も私をリードしてくださいました。最後の曲が終わったときには客席から歓声があがり、アンコールに応えてエルガーの「愛のあいさつ」が演奏されました。
 
戻る